ナチスによるLGBT迫害犠牲者の追悼碑に破壊行為 独 https://www.afpbb.com/articles/-/3477232
要約
8月16日、AFPによると、ドイツの警察は首都ベルリンのナチス・ドイツによる性的少数者（LGBT）の犠牲者の追悼碑に男が同性愛嫌悪的なビラを貼り、火をつけようとした事件が発生したと発表しました。
事件は12日早朝に起き、男は追悼碑に火のついた物体を投げ付けましたが、着火しなかったとのことです。さらに、キリスト教の聖書にある同性愛と罰に関する文章を引用したビラも貼り付けられました。
この追悼碑はコンクリート製で、男性2人がキスをする映像がループ再生されるモニターが埋め込まれており、ナチス政権下で迫害、拷問、殺害されたLGBTの犠牲者を記念しています。警備員が破壊行為を行っている男を発見し、警察に通報したものの、男は逃走しており、捜査が行われています。
独ベルリンのティアガルテン公園にある追悼碑
