奴隷制度で奴隷が得する側面もあった？公教育の方針が論争に キーワード「批判的人種理論」から読み解く背景 https://times.abema.tv/articles/-/10091452
フロリダ州の知事で来年のアメリカ大統領選で共和党から出馬したがっているロン・デサンティスさんが、奴隷制度について「良いこともあった」という考えを学校の教科書に載せたことで、人々の間で物議をかもしています。
この話は「批判的人種理論」という考え方と関係があります。
これは、人種差別が個人だけでなく、社会や法律の中にも入り込んでいるという考え方です。
デサンティスさんの発言には、賛成する人と反対する人がいます。
フロリダ州では、人種差別に関する教え方を制限する法律も作られています。
これには、保守的な人たちからは「白人差別だ」という意見も出ています。
デサンティスさんは、大統領選で勝つために、自分の発言や政策で注目を浴びようとしていると言われています。
一方で、奴隷制度の歴史を再考する動きも進んでいて、一部の大学は奴隷に関する歴史を調べて公表したり、奴隷の子孫に謝罪したりすることも考えています。
アメリカ社会では、人種差別をなくす取り組みが進んでいる一方で、奴隷制度についての意見や考えが分かれ、社会が分断していると言えます。
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