ドナルド・トランプ前米大統領は、ジョージア州フルトン郡の拘置所に行き、お金を払って釈放されました。
これは、トランプ前大統領が最初に犯罪で捕まったときの写真を撮られた初めての出来事です。
歴代の大統領の中で初めてのことです。
トランプ前大統領は、2020年の大統領選の結果を変えようとした罪で、フルトン郡の法廷で訴えられました。
彼と他の人たちは、州の法律を犯して起訴され、弁護士も同じような罪で起訴されました。
彼には、証人や他の人を脅すようなことを言わないようにする条件が課せられ、インターネットでの発言も制限されます。
トランプ前大統領は、自分の飛行機でアトランタに行き、拘置所での手続きが終わった後、お金を払って出てきました。
この出来事について、トランプ前大統領は、法廷の手続きが冗談のようだと批判しました。
同じ日に、他の人たちも同じような手続きを受け、写真が公にされました。
フルトン郡の保安官事務所は、これまでに4回もトランプ前大統領が捕まって保釈されたときの写真を初めて公表しました。
2020年の大統領選で負けたトランプ前米大統領が、自分が犯罪だとされて拘置所に行った時の写真を撮って、交流サイトX(以前のツイッター)に投稿しました。
写真の下には「選挙に干渉!絶対に屈しない!」と書かれ、選挙のためのお金を呼びかけるサイトのリンクも貼られていました。
その投稿は50分で1400万以上の人に見られました。
トランプ氏のアカウントは、彼支持者による2021年1月の議会襲撃事件の後、永久に使えなくなっていました。
でも、昨年10月に実業家のイーロン・マスク氏がツイッターを買収し、トランプ氏のアカウントは11月に復活しました。
マスク氏は「言論の自由の絶対主義者」と言っています。
トランプ氏は23日に、共和党の大統領選候補者による最初の討論会に出席せず、代わりにFOXニュースの元キャスター、タッカー・カールソン氏の46分間のインタビューがXで公開されました。
トランプ氏は最初、自分の作ったソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」だけを使うつもりだと言っていましたが、その考えを長く守ることはできませんでした。
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