韓国出身の女性DJである「DJ SODA」さんが、アニメ監督の森田宏幸氏がSNSで侮辱的な投稿をした問題について、森田氏が2023年8月25日に「今後は考えを改め自制に努めて参ります」と謝罪しました。
私が8月19日に投稿した「公開型のつつもたせ」の表現は不適切でした。投稿は8月20日にすでに削除しておりますが、ここに改めて、投稿内容を撤回させていただきます。
— 森田宏幸 (@Morita626) 2023年8月25日
同時に、DJ SODA様、並びに関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。
誠に申し訳ございませんでした。（続きます）
DJ SODAさんは、音楽フェスで受けた性被害について、8月19日にTwitter（ツイッター）で「DJ SODAが言っている性被害って、人前で起きたものじゃないんでしょう。
魅力を出して誘惑して、仲良くしていたら後で怖い人が現れる。音楽フェスの主催者は彼女のことを応援すべきだった」と投稿していました（この投稿は現在は削除されています）。
この投稿は世間で議論を呼び、国内外のメディアでも批判的に報道されました。
報道機関のJ-CASTニュースは、X（Twitter）を通じて森田氏に取材を申し込みましたが、回答は得られませんでした。
森田氏は25日、「魅力を出して誘惑していた」などの表現が不適切であったと認め、「DJ SODA様、そして関係者の皆様に心からお詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした」と謝罪しました。
また、DJ SODAさんや自身のファンに向けても謝罪と反省の意を表し、「今後は考え方を改めて自制心を持って行動するよう努力します」と述べています。
森田宏幸さんとは
森田宏幸さんは、日本のアニメクリエイターです。
福岡県で生まれて、福岡県立筑紫高等学校を出た後、福岡大学で機械工学を学びました。
アニメーション制作会社のシャフトで働いていて、最初に手がけた作品は『陽あたり良好!』というものでした。
それから、彼は『AKIRA』や『魔女の宅急便』などのアニメで動画を作ったり、『老人Z』や『走れメロス』、『MEMORIES』、『パーフェクトブルー』などたくさんの作品で絵の原画を描いたりしました。
OVA（オリジナル・ビデオ・アニメーション）の『GOLDEN BOY』では演出も担当しました。
スタジオジブリで、彼は『となりの山田くん』や三鷹の森ジブリ美術館で上映されている『コロの大さんぽ』といった短いアニメにも参加しました。
そのおかげで、彼は『猫の恩返し』というアニメの監督に選ばれることになりました。
2007年には、テレビシリーズのアニメ『ぼくらの』で初めて監督を務めました。
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