世界平和統一家庭連合（旧統一教会）は、2022年10月の会見で、日本人弁護士の中山達樹氏を「改革の担い手」として紹介しました。
中山氏は、コンプライアンス（法令遵守）・インテグリティ（高潔さ）の専門家として活動しています。この時、中山氏は米国人弁護士2人とともに、東京・渋谷区松濤にある本部でお披露目されました。
10カ月にわたり、「クライアント（統一教会世界本部）の意向」に従い、沈黙を守ってきましたが、最近、取材に応じました。
中山氏は、なぜ統一教会の案件を引き受けたのか、その背後にある思いを語っています。彼は「誰もやらないなら自分がやる」という気持ちで受任し、リスクを覚悟したと述べています。また、統一教会の解散命令請求に関しては、その可能性は低いとし、その根拠を述べています。
彼は信者ではない立場で統一教会に関わっているが、統一教会の印象は変わったと語ります。
彼は、統一教会の改革推進本部長や他の関係者とのやりとりを通じて、良い人たちと出会ったと感じています。
また、中山氏は統一教会の過去の問題にも触れ、改善の余地があるとしつつ、現在の統一教会はクリーンであると述べています。
彼は、「私を騙す人は弁護しない」と強調し、自身の正義感に基づいて活動していると説明しています。
中山氏は、統一教会による献金被害などの相談に乗ってきた弁護士団体のやり方にも疑問を呈し、より多くの情報が報道されるべきだと主張しています。
最近は積極的に発信し、統一教会に関する理解を広めるための活動を行っています。
