シンポジウム「宗教・カルト『二世問題』にどう取り組んでいくのか?」という会議で、宗教団体の子供たち(2世)の問題にどう対処していくかについて話し合う集まりが、東京の立正大学で開かれました。
エホバの証人や旧統一教会といった団体の子供たちが、8つのグループとして参加しました。
彼らは、これらの子供たちをどうサポートするか、どんな課題があるのかを議論しました。
この会議は、日本脱カルト協会という団体が主催しました。この協会は、宗教団体の子供たちの問題に以前から関心を持っています。
協会の代表である西田先生は、最近このような問題に取り組む団体が増えていることを紹介しました。
新しくできた「宗教2世支援センター陽だまり」というグループは、多くの人からの相談を受けています。
インターネットを使っての相談が主流ですが、今後は直接会って相談する予定です。
横道先生という専門家は、宗教団体の子供たちが精神的なサポートを必要としていると指摘しました。
しかし、他の国で注目されている宗教に関する問題が、日本ではあまり取り上げられていないと言いました。
また、新しい法律ができたことについても話し合われました。
しかし、この法律は、宗教団体の子供たちを十分にサポートする内容ではないとの意見が出されました。
最後に、子供たちをサポートするためには、学校や行政がもっと積極的に関わるべきだとの意見が出ました。
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